輸送貨物総額について
中国物流の輸送貨物総額は、2004年に約38.4万億元(約580兆円)に達しています。
過去10年間でもっとも成長した年とされ、2001年時の総額と比較して倍増しているということです。
3PL市場は、2000年から2005年にかけて年率25%での成長が見込まれていました。
このように中国の物流需要は急拡大しているのですが、供給面で追いついていないという現実があります。
2004年の運送需要が20%伸びているのですが、実際の輸送量は11%の伸びに留まっています。

大幅な需給ギャップが生じているということです。
中国の船による輸送は、貨物輸送シェアの50%弱と主要輸送機関となっています。
特に、沿岸部でのコンテナ輸送は整備が進んでいて、上海や大連など主要港には定期的にコンテナ船が運航されています。
しかし、揚子江ではまだ整備が遅れており、大型船の航行は難しく、スケジュール的にも不安定になっています。
国際郵便のEMSは、URLで荷物番号を入力しますと荷物の現在地が分かりますが、中国から日本宛の荷物は中国国内での情報公開がありませんから、日本へ到着してからの情報表示となっています。
海外発送の場合、出荷日またはその翌営業日にEMS番号をメールにて知らせてもらえますが、届くまでに要した日数のほとんどが中国国内での停滞となりますから、追跡情報がURLに反映されるのは商品が届く前の1~3日間になってしまいます。
中国の内陸発展への転換により、物流におきましも内陸へのアクセスをいかに確保するかという新たな課題が生じています。
一般的に、中国における内陸を対象とした物流は、インフラの未整備などを理由に高品質のサービスが提供されにくいという認識があります。
発展の特徴は、物流企業の規模拡大、また付加価値サービス・供給能力のアップが挙げられています。
2006年の物流企業トップ50の中で、営業収益が100億元を越える企業は4社、50億元を超える企業は8社、10億元を超える企業は34社になり、物流企業の規模は拡大する傾向にあるということです。
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