低温物流について:その3
日本ではあたり前になっている、貨物に損害が発生した場合に保証をしてくれる制度に保険があります。
あなたが大切にしている貴重品をダンボールに入れて送る場合のも、保険はかけておいた方がいいです。
万が一に破損した場合でも、保障の範囲で修復してもらえたりしますので、大切なものには、保険を掛けておく事をオススメします。
【中国国内の低温輸送3つの現状】
その3:貨物保険のしくみ
中国の貨物保険には、輸出入に伴う貨物海上保険(中国語では「海洋運輸貨物保険」)と、中国国内での輸送を対象とする国内運送保険(中国語では「陸上運輸貨物保険」)があります。
現在の「中華人民共和国保険法」においても、中国内の法人が中国国内で保険を付保する必要がある場合には中国の保険会社に依頼する事となっています。
ただし、輸出入に伴う貨物海上保険については、中国国内の陸上輸送分を含め付保規制は適用されず、本邦での手配が可能とされています。
現在の中国では、保険市場が確立しつつあるとはいえ、低温食品に対しては一般的に保険をかけるつもりはさらさらないと言った感じです。
輸送手段である低温トラック不足の影響も考えなければいけません。
常温での輸送では、生鮮食品は腐敗しやすく、この状態での保険加入では、保険の意味合いが失われてしまいます。
この様な現状から、生鮮食品に掛ける保険サービス自体が極めて少なく、合っても保険料が高く設定されています。
ただ、安易に保険を掛けてしまえば、せっかくの低価格供給が出来るメリットもなくなる事も踏まえなければいけない問題もあります。
日本に輸入される中国産の生鮮商品は安さが勝負のところがあり、その反面、安全性がおろそかになってる感があります。
消費者のニーズに答える為にも、低温トラックなどの増加と保険との整備がこれからの課題でもあります。
中国物流企業と荷主企業の間では、到着荷物の破損が全体の3/1000 を目安に、その数値以内の場合は、合理的な消耗として荷主は求償しないが、それを超えた場合は弁償責任を追及する、というような例もある。
- 次のページへ:鉄道輸送について
- 前のページへ:低温物流について:その2
中国にダンボールを運ぼうは、中国の物流・輸送事情を掲載しています。
ピックアップ!:物流費用とは
中国における流通加工、包装、配送などの付加価値サービスにかける物流費用は、約30%増加したそうです。・・・
