低温物流について:その1
あなたが普段何気なく手に取り購入している、食品。
例えば、肉まん・キノコ・ギョウザ等、パッケージの裏を見ると原産国が中国と言うのは、結構多くなって来ています。
しかし、中国産の食品の安全性について不安な気持ちがあると思います。
ちゃんとダンボールに入れられて送られてくるのだろうか?とか、冷凍施設があるのだろうか、とか。
ここでは、中国国内の低温輸送の実態をお話します。
【中国国内の低温輸送3つの現状】
その1:低温輸送の現状
腐りやすい食品、特に農林水産物は低温輸送・保管をしなければならない品目が多くあります。
理想なのは、低温コンテナのまま目的地まで輸送され、低温倉庫に保管される、といった物流は理想ではあるが、現状ではこうした一貫低温物流は実現されていません。
低温コンテナに適したトラックを確保しにくい事と低温倉庫が不足しているため常温のまま目的地まで運ぶしかない事も原因の1つでもあります。
トラックに積み替えての輸送を実施した場合、その積替え場所となるのは露天あるいは常温倉庫の中で行われることが多い。
こうした物流の環境は、温度管理が厳しく要求される食品および農産物には、ダメージが大きく、品質低下をもたらす要因のひとつになっている。
低温輸送はトラックおよび鉄道・水路輸送の3 つの方式で行われている。
「低温トラックの種類」
1、通風機装着。
2、冷凍板の使用。
3、ロールボックス式。
4、エアコン装着。
5、保温車。
6、冷蔵コンテナ。
これらが低温で運ぶ事が出来るトラックではありますが、需要と供給とのバランスが悪く低温トラックの数が少ないという問題点を多く含んでいる。
そして、低温物流事業への参入は初期コストが高いことから、参入業者数は少なく、事業規模も小さい状態にある。
多くの日系物流企業が中国に進出しているが、低温物流を手がける企業はわずかである。
トラック輸送料金は、実勢運賃であり、輸送業者と荷主の協議により決まる。
また、日本のように輸送全過程における温度管理を行う業者は稀れであり、荷主企業に対して輸送レポートを提出する義務もない。
鉄道による低温輸送もあるが、鉄道冷蔵輸送車輌の輸送能力は、需要の20%しか満たしていない。
航空便を利用して輸送する方法もあるが、航空コンテナについて機内で機械式の冷却装置が使えないので、ドライアイスや氷を使うしかなくなる。
コンテナそのものも特殊であり、空港外では使えない事と、ドライアイス使用の場合は炭酸ガス発生の問題があり、飛行機1機当たりのドライアイス使用制限が出ている。
そのため、大量に低温輸送をする事は不可能です。
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中国にダンボールを運ぼうは、中国の物流・輸送事情を掲載しています。
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